アトリエ便り(番外編)~夏休み/フィンランド・ノルウェーの旅1~

あまり個人的なことは書いてないブログですが、たまには…ということで、夏季休暇中に2週間北欧を旅したことを書こうと思います。結構長いので、興味のない方はすっ飛ばしてくださいね。

 

毎回、個人旅行なので旅程はいつも自分で好きなように組みます。

その際、参考にするのがガイドブックや書籍もさることながら、個人の方が書いた旅のブログ。

コインロッカーがあるかないか?とか、どのバス停で降りるのか?とか、この街ではどんな過ごし方をするのが楽しいのか?とか、こちらではどうしても調べきれないことを個人のブログでチェックします(こういうのを事前に調べておかないとダメな性質なんですよね…)。

なので、このブログもいつか誰かの役に立つこともあるだろう…という思いで書くので、多少細かいことまで書いてありますが、お付き合いくださいね。

 

【旅程】

今回は8月中旬から2週間北欧に滞在。フィンランドとノルウェーを旅しました。今回は特別に長い滞在です。

・ヨエンスー(FIN)

・クオピオ(FIN)

・ユヴァスキュラ(FIN)

・オスロ(NOR)

・オーレスン(NOR)

・ヘルシンキ(FIN)

それぞれ2~3日滞在しては移動という感じの行程です。

フィンランドはこれまで何回か旅行し、すでに主要な観光地には行ったことがあったので、まだ行ったことのない湖水地方のクオピオ、ユヴァスキュラを旅することに。ノルウェーは15,6年前に一度だけさらっと旅したことがあるのですが、あまりよく覚えてないこともあり、今回はわりとじっくり腰を据えて滞在することにしました。

 

【成田~ヨエンスー】

行きのフライトでは、オーバーブッキングのため、ビジネスクラスで行けたのが大変ラッキーでした(帰りの飛行機ではちょこっと嫌な思いをしたので、運的にはプラスマイナスゼロかな)。

今回はフィンエアーだったので、ポーチやスリッパ、食器がマリメッコやイッタラといったフィンランドマニアとしてはたまらないグッズたちに気分が上がりました。

エコノミーと比べると格段に眠りやすい構造になっているのでゆっくり就寝できるのに、映画に夢中になってしまい結局ほとんど寝ず、十二分にビジネスクラスを満喫。

映画「セッション」を観ているとおじいさんCAが「この映画はすばらしいよ」と声をかけてきたので期待して鑑賞。確かによくできていて面白かったですね。

ワインやウェルカムドリンク用のイッタラのグラスが安定感があってなかなか使い勝手が良かったこともあり、帰りにお土産として買いました。フィンエアービジネスクラスイッタラグラス多少の揺れではこぼれないイッタラのグラス。赤ワインが注いであります。手前はオリーブ等のおつまみ。ウェルカムドリンクはこのグラスシリーズのもっと細身グラスに入ってましたがだいたい構造は同じ。とにかく安定感があります。

 

【ヨエンスー】

ヨエンスーは4,5回目の訪問。カレリア地方では一番大きな街ではあるのだけれど、観光的に見どころがあるかといったらどうなんだろう。この街だけならば、正直、観光として4,5回も訪れるほどの街ではないと思いますが、なんといってもコリ国立公園(ここは素晴らしいです)の玄関口ということで、何度も訪問しています。

ただ、今回はコリへ行かなかったにも関わらず、1泊だけすることに。なぜか家族がこの街を気に入っているんですよね。

フィンランドヨエンスー公園

フィンランドヨエンスー公園いつも泊まるホテルの裏にある気持ちの良い公園。この公園を家族はとても気に入っています。確かにここはすごく気持ちがいい。

フィンランドヨエンスーマーケット広場ヨエンスーのマーケット。元々のマーケット広場が大規模な工事中だったので小さなスペースへマーケットが移動していた。工事後はどんなマーケット広場に変わるんだろう?

 

街の観光地はすでにこれまで訪問済なので、今回は自転車をレンタルしてサイクリングへ。これがなかなか良かったですね。

街の中心地から街の外れへ。そして森へ。森を歩くのはフィンランドの旅の一番の醍醐味だと思うのですが、サイクリングも最高です!

フィンランドヨエンスー公園偶然見つけた公園の中をサイクリング。

フィンランドヨエンスー公園

フィンランドヨエンスー公園

フィンランドヨエンスー公園

フィンランドの地方都市では普通によく見かけるリス。北海道の鹿と同じで、しょっちゅう見かけるから段々その存在に慣れてくるんだけど、どうしてもカメラを向けずにはいられない。

 

【クオピオ】

ヨエンスーでのサイクリングが終わった後、16時近くに電車でクオピオまで移動。

ヨエンスーからクオピオまで電車の旅

Pieksamakiという駅で乗り換え(正しい表記は上記の看板をご覧ください)

後から気づいたのですが、バスでの移動の方がたぶん便利だったと思います。

どうしてもVR(フィンランドの鉄道会社)での予約の方が慣れていたため、電車でいくという頭しかなかったのですが、あとでもう一度調べてみたら、日本からでもヨエンスー→クオピオ間はバスの予約が予めできたんですよね。しかもすごく安かった!

時には電車の方が良い場合もあるかもしれませんが、バスをもっと積極的に使った方がいいよなぁと今回の旅で実感。次回行くことがあったら、バスがあるかないかを調べてからにしようと思いました。

 

 

そして到着したクオピオ。15年ほど前の日本語のガイドブックには掲載されていたのに、ここ最近のガイドブックには掲載されていない街(なんでかな?)。英語のガイドブックには紹介されていますが…。

 

到着した日は夜も遅かったので翌日朝から観光へ。

街の中心地はマーケット広場の周りに大きなショッピングモールがいろいろある感じで、このあたりだけ見るとヨエンスーよりにぎわっている感じがしました。

クオピオマーケット広場マーケット広場ではInternational Grand Marketという特別なイベントが開催されていました。たくさんの各国さまざまな屋台が並んでおり、見てるだけでなかなか楽しかった。写真はイギリスのお菓子の屋台。個人的にはイタリアとかフランスの屋台が美味しそうだった。

 

大聖堂や屋内マーケットをひと通りみたら、湖水地方ならではの良い眺めが見られるというプイヨタワーへ。

町はずれの小高い山にあるため、ガイドブックではバスを使っていくようなことが書いてあったけれど、時間もたっぷりあるので歩くことに。

マーケット広場からだと大体1時間くらいなので、普通に歩く分には大した距離ではないんですが、坂道なので結構辛かったですね(涙)。 クオピオプイヨタワー         ヘロヘロになりながら坂道を歩き、目的のプイヨタワーが見えた時には心でガッツポーズ。

クオピオプイヨタワー眺め湖水地方ならではの眺め。無数の小さな島が点々と見えます。

クオピオのプイヨタワー

プイヨタワー脇にあるレストランで早めのランチ。ビュッフェスタイルでわりと安くて食べごたえのある食事でした。

プイヨタワーを訪れる観光客のほか、地元の人も普通に食べにくるレストランぽかった。確かにビュッフェにしてはリーズナブルだと思う。

 

腹ごしらえをしたら、もう一度街の中心地に戻り、海の方へ向かって今度はクルーズへ。

観光シーズンから少しはずれた時期だったけれど、そこそこ人はいました。

クオピオでのクルーズ1時間から2時間くらいのクルーズ。先ほどプイヨタワーで上からみた湖と小さな島たちを今度は近くから見るという感じです。

クルーズ船から降りたら、今度は街の反対側にある大きな公園まで歩いて、公園を一周。

とにかくこの日は、クオピオにある森や湖をずっとまわって、フィンランドならではの自然を満喫しました。

クオピオの町はずれにある大きな公園クオピオの人たちの憩いの場的な大きな公園。それなりに人はいるんだけど、東京の公園に比べると人も少なくてほどよい感じ。

 

翌日もマーケット広場などをぶらついたり、地元の人にまじってコーヒーを飲んでぼんやりしたり。

今回の旅行はガツガツと観光地をまわるというよりは、のんびりその土地を歩くという旅行を目指していたので、何をすることもなくのんびり過ごした時間が何だかよかったですね。

 

次回はユヴァスキュラ(FIN)~オスロ(NOR)の旅です(「世界の車窓から」風)。

 

 

 

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