2年半にわたり、ウェディングフラワーデザイナーコースのレッスンに通われたNさん。
月に1度のレッスンに2年半通って下さったのですが、いつもニコニコとした笑顔が印象的で、私自身も癒されながらレッスンをさせていただきました。いつも真剣に制作に取り組んで下さった姿がとても印象に残っています。
そのNさんがいよいよ卒業ということで、卒業作品制作の花材を仕入れるべく、先日、花材・資材の買出しツアーを行ってきました。
Nさんと花材・資材店である「東京堂」さんで待ち合わせて、Nさんに持ってきていただいたブーケイメージを見ながら、花材選びをするレッスンです。
「花材店に行くとたくさん花材がありすぎて、どれを買っていいのか迷ってしまう」という声をよく生徒さんから聞くのですが、この買出しツアーでは花材選びのアドバイスも随時差し上げるので皆さまから好評を得ています。
そして先週末、この時買いそろえた花材で、最後のレッスンとして卒業制作をしていただきました。
いつもはワイヤーの太さから切り分け、本数まで細かくレクチャーをするのですが、卒業制作ではすべて一から考えて制作していただきます。
基礎10回+中級12回+上級12回=合計34レッスンの集大成である卒業制作。これまで何十個のブーケを作ってきた生徒さんたちにはそれほど難しいことではありません。
Nさんもサクサクと下ごしらえであるワイヤリングを進めてらっしゃいました。
ワイヤリングが終わると組む作業に。
組む作業もこれまで学んだ技術を生かしながら特に大きな問題もなく進めていらっしゃいました。
そして出来上がった大作がこちらです!
プリザーブドフラワーのバラを中心に、アーティフィシャルフラワーをミックスしたラウンドブーケです。
くすんだ色合いの色合わせ・ミックス加減が見事ですよね!
ボルドー色のカラーがアクセントとして入っていますが、カラーはバランスをとるのが難しいんですけれど、とてもいいバランスで入っていると思います。とにかくNさんの表現したい世界観がすごく伝わる素晴らしいブーケです。
全体のまとまり具合、細かなワイヤリング技術も完璧でした!
2年半通われた上達ぶりがこのブーケに表れていると思います。嬉しいですね。
最後はディプロマ(修了証)と作品を一緒に撮影。
Nさんよりウェディングフラワーデザイナーコースを終えての感想を頂きましたのでご紹介しますね。
―コースの難しさについてはいかがでしたか?
「初めてのフラワーアレンジだったので、初級の頃は思うように作品ができず、もどかしさもありましたが、だんだんと形にできるようになっていったように思います。でもやっぱり上級も難しいものは難しかったですが、その方がやりがいがあると思います。」
―システムについてはいかがでしたか?
「級が上がるについれてプルマージュカラーが濃くなって達成感が味わえるようになるのでいいと思います。」
―全体の感想をお願いします。
「約2年半、毎回飽きることなく、月1回アトリエに通うのが本当に楽しみでした。これからも学んだことを生かして頑張っていきたいと思います。ありがとうございました!!」
こちらこそ、長きにわたりレッスンへのご参加本当にありがとうございました。
2年半も通われていたので、来月からいらっしゃらないとなると寂しさもありますが、どうぞこれからの創作活動、頑張ってくださいね。
プルマージュではプロ・副業でウェディングフラワーデザイナーを目指す方、趣味でもみっちり技術を学びたい方向けの「ウェディングフラワーデザイナーコース」を設けています。卒業生の方々からも好評を得ているこのレッスン、ご興味のある方は体験レッスンもありますのでお気軽にレッスンにご参加下さいね。