東京・丸の内にある東京會舘様で結婚式された花嫁様のために2種類のブーケ&ブートニアをおつくりしました。
まず今日は、白いウェディングドレス用におつくりしたブーケをご紹介しますね。
花嫁様にはHPにあるアーティフィシャルフラワーのキャスケードブーケを気に入っていただき、お問合せいただきました。
生花だと当日までどういうものになるのかわからないので、アーティフィシャルフラワーのブーケをお探しとのことでした。
その後、何度かやりとりしたうえで、アーティフィシャルフラワーの質感を見てみたいというご要望があり、ブーケのお打ち合わせを兼ねてアトリエに来ていただくことに。
事前にアーティフィシャルの実物の素材感を見ていただき、ご満足いただけたのは本当に良かったです。
アーティフィシャルフラワーの質感をご存じの方はいいのですが、不安がある方は一度アトリエに来ていただいて質感をチェックしてみてもいいかもしれません。
そして、お打ち合わせを経て、おつくりしたのがこちらのキャスケードブーケ。
大輪のカサブランカをメインにし、清々しいグリーンをたっぷり使って気品ある豪華なキャスケードに仕上げました。
白いレースフラワーというお花をところどころに使い、品の良さを漂わせたのがプルマージュ流。
こちらがお二人のお写真ですね。
お二人とも本当に幸せそうで、こちらもにっこりしてしまうお写真です。
はりのある質感のドレスとカサブランカの質感が似ていて、ブーケがとてもドレスに合っていると思います。
カサブランカのキャスケードブーケは王道ともいえるブーケ。この気品漂うブーケが花嫁姿をさらに美しくしています。
東京會舘様の大変明るいチャペルでのお二人。
素敵なカップルにブーケ・ブートニアを持って&つけていただき、大変光栄に思います。
大変明るい室内において、窓の外のグリーンとブーケのグリーンがリンクして、お写真に撮ってもいい雰囲気♪
花嫁様より、結婚式後に感想をいただきましたので、ご紹介いたしますね!
「プロカメラマンさんの写真が届きました。
カサブランカのブーケはネットで探せば一見似たようなものもありますが、しっくりこず、ずっと理想に合うものを探し続けていた中でやっと見つけたものでした。
なんだか言い表せないけど絶妙で、改めて素敵だなと思います。
上品でサテンのドレスや東京會舘の雰囲気にあっていました。今まで色んな結婚式に参加してきて目ざとい妹からも、ブーケはどっちも生花だったの?と聞かれました。笑
生花よりは安く、でも妥協せずこだわって本当に良かったです。改めてありがとうございました。
心配性でこだわりが強い自分は、『作品を事前に色々みて好みのアーティストさんやお店を見つける→実際に質感などを見せて頂きアーティフィシャルフラワーだけにするか、プリザーブドフラワーも使うかなど一緒に検討する→細かく希望を聞いて頂きプロの視点からお花の種類や花材まで提案頂く→完成品を事前に写真で見せて頂く』という流れでブーケを作れたことは自分に合っていました。
式場提携のお花屋さんはざっくりとした仕上がりイメージの相談だけでおまかせになってしまうので、ブーケこだわりたい花嫁さんにはぜひオススメしたいなと思います。
質が高いのでもちろんすごく安くはないですが、それでもカサブランカのブーケなんかは式場提携の花屋さんの半額で作って頂けました。」
とのこと。
ひとりひとり心をこめておつくりしているブーケですが、仕入れや制作中気を使うことも多く、神経を使います。
こうして喜んでいただけるとそれが報われるというか、心から嬉しいですね。
アーティフィシャルフラワーならではのプロセスを踏めたことで、ご満足いただけたのも、作り手としては嬉しい限りです。
それでは、次の記事では、素晴らしいドレスに合わせて作ったもう一つのブーケの方をご紹介しますね。
お楽しみに。