アトリエ便り(番外編)~夏休み/フィンランド・ノルウェーの旅3~

夏休み中に北欧を旅行した時のことを2回続けて書いてきましたが、今回は最終回です。

前2回はこちら↓

パート1(成田~ヨエンスー~クオピオ)

パート2(ユヴァスキュラ~オスロ)

 

次はオスロからオーレスンへ。

オーレスンはガイランゲルフィヨルドの拠点であり、アールヌーヴォー様式の建物群がつくりだす町並みが有名ということでぜひ行ってみたい街でした。

ノルウェー・オーレスン・アクスラ山

美しい街並みを見るためには急な階段を上る必要があります

美しい街並みを見るには480段の階段を上る必要があるのですが、これがきつかった(涙)。勾配がきつい上に、狭くて簡単な手すりしかないので高所恐怖症の私にとって上るのは本当に苦行でした。おかげで昼と夕方の2回見ようと意気込んでいたのですが、夕方は諦めました。

ノルウェー・オーレスン

これが遠くから見た山の様子。白い帯状に見えるのが階段です。こうしてみるだけでも急勾配なのがよくわかりますよね。

そんな思いをしてようやくたどり着いた景色はこんな感じ。

ノルウェー・オーレスンの街並み

うーん、写真より実物の方がいいですね。本当はこの10倍くらい美しいです。

山を下りたら街を散策。博物館をまわったり、テラス席でシャンパン飲みながら軽く食事したりゆったりした時間を楽しみました。

オーレスンの海オーレスンの港

翌日はいよいよガイランゲルフィヨルドへ。バスとクルーズ船のパッケージツアーに予め申し込んであったので、オーレスンのバス停で指定のバスに乗ります。

ヘレシルトという小さな町ででクルーズ船に乗り換え、見えてきたのがこんな風景。ノルウェー・ガイランゲルフィヨルド

ノルウェー・ガイランゲルフィヨルド

フィヨルドでは興奮して何枚も撮影しましたが、あとで見てみるとどれも似たような写真ばかり。ダイナミックな風景は写真じゃイマイチわかりづらいので2枚のみ。

船はガイランゲルの街に到着。多少、観光シーズンから外れた時期だったのですが、それでも小さな町は観光客でにぎわってました。

ガイランゲルの街妖精トロールの大きな像。不気味とみるか、愛嬌あるとみるか…。

ガイランゲルのベーカリーガイランゲルのベーカリー。ここでもオスロで食べたスクールブレッド(ノルウェーの菓子パン)を食べました

ノルウェー・ガイランゲㇽフィヨルド

帰りはジグザグした坂道を大型バスで上っていくのですが、とにかく怖かった。大型バスの一番前に座り前が良く見えたため、高い座席から見ると狭い道から下に落っこちそうに見えるんですよね。高所恐怖症の私は足が震えていました。

翌日はオーレスンからオスロへ戻り、オスロでコーヒーショップ巡りの続き。

オスロの街

オスロの街並み

こちらは日本にも支店がある「フグレン(Fuglen)」。

オスロ・フグレン・コーヒーショップ

コーヒーは色々まわった中ではここのが一番口に合ったかな。フグレンの内部はオシャレな家具がいっぱいあり雰囲気がありました。東京のフグレンにはまだ行ったことがないので、そのうち行ってみたいですね。

 

その後、ムンク美術館へ。

ムンク美術館のムンクケーキ

ムンクといえばもちろん「叫び」。こちらの美術館では「叫び」は見られませんでしたが、「叫びケーキ」はありました。写真は叫びケーキのチョコプレート。

ムンク美術館は以前、盗難にあったこともあってか、ものすごく厳重な警備で、空港のセキュリティチェックのように持ち物を調べられるし、大柄な監視係が怖い顔であちこちに立ってました。

その後、ムンク美術館では見られなかった有名な「叫び」と「マドンナ」を見るべく、国立美術館へ。無料開放日ということもあり、とにかく人でごった返していました。

こちらはムンク以外にもピカソやモネ、ゴーギャンといった著名な画家の作品がたくさん展示されているわりに、ムンク美術館のように厳重な警備では全くなかったですね。人でごった返していたので、むしろ心配になるくらいの警備。

オスロ・国立美術館のムンク一番人気だったのはやはりムンクの「叫び」。

上の写真はそれほど人が多くない時に撮影したんですけど、「叫び」と一緒に撮影したい人がたくさん順番待ちしてました。「叫び」の横に立って、叫びポーズで撮る人多数。きっとその後はSNSに投稿されたんだろうなぁ。

両美術館でムンク作品を一挙に見られたのはとても良かったです。

カフィストーヴァ

ランチは「カフィストーヴァ(Kaffistova)」にて。写真はノルウェー風ミートボール。ミートボールは美味しかったけど私の食べた魚のすり身ボールのようなものは微妙な味でした。ミートボールにすればよかった。

オスロでは様々なスーパーを探検しました。外国のスーパー巡りって何だか楽しいですよね。

オスロの寿司

このスーパーには寿司パックが大量に置いてあったんですけど、意外と安かった。旅行中、ずっとお寿司が食べたかったこともあり、これを買ってホテルで食べました。安いからといって侮るなかれ、実はすごく美味しかったんですよね。久しぶりに寿司を食べたからかもしれませんが、それを差し引いても美味しかったです。

翌日はオスロからフィンランドのヘルシンキへ。

オスロのコーヒーショップ巡りからの流れで、ヘルシンキでも「グッドライフコーヒー」というフィンランドのバリスタチャンピオンが開いたというコーヒーショップを訪れました。

ヘルシンキ・グッドライフコーヒー

グッドライフコーヒーの外観

フィンランド・グッドライフコーヒー

グッドライフコーヒーの店内

こちらのコーヒーも美味しかったですよ。

ヘルシンキの観覧車

あと、前から気になっていた海辺の観覧車に乗ってみました。観覧車というとゆっくりと一周まわるというイメージなんですけれど、わりと速い速度で4回ほど回りました。正直、高所恐怖症なので、ゆったり景色を眺める余裕がなかったですね。

さらに、今まで乗ったことがなかった観光トラムにも乗ってみました。

ヘルシンキ・トラム

観光トラムは窓がなくオープンになっていて気持ちよかったですね。

トラムはマーケット広場から出ていて、街を一回りして戻ってくるんですが、意外と楽しかったです。また乗ってみたい。

 

ランチはフィンランド料理を現代風にアレンジして提供するという「ラヴィントラ・ユーリ」にて。

ラヴィントラ・ユーリユーリの店内

ラヴィントラ・ユーリ

デザートはチーズをセレクト

ヘルシンキには2日滞在したんですが、2日でお気に入りのカフェ2軒行きました。

1軒はガイドブック等にもよく紹介されている「カフェ・ウルスラ」。もう1軒は秘密の場所にある気持ちの良いカフェ。

オープンテラスのカフェにはたいてい太ったスズメがいます

ここでのひとときが本当に大好き。フィンランドを訪れるたびに行きますね。

東京にもこんなカフェがあればいいなあといつも思うのですが、あったらあったで激混みでゆっくり楽しめないんだろうなぁ。とにかく東京は人口多すぎだとフィンランドに来るたびに思います。

トナカイチップス

今回はいつもよりはお土産を買いませんでしたが、屋内マーケットで見かけたトナカイチップスを試しに買ってみました。帰国後食べてみましたが、それほどくせがあるわけでなく、カラカラに乾燥させたサラミのような味でした。

 

 

 

夏季休暇中に旅行した際の旅行記を3回にわけて書いてみましたが、北欧を旅行される方で、参考になるところがありましたらぜひご参考下さいね。

おつきあいいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

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